すまい給付金とは?
Q すまい給付金とは?
A すまい給付金制度は、消費税率引上げによる住宅取得者の負担をかなりの程度緩和するために創設した制度です。住宅ローン減税は、支払っている所得税等から控除する仕組みであるため、収入が低いほどその効果が小さくなるの対し、すまい給付金制度は、住宅ローン減税の拡充による負担軽減効果が十分に及ばない収入層に対して、住宅ローン減税とあわせて消費税率引上げによる負担の軽減をはかるものです。このため、収入によって給付額が変わる仕組みとなっています。
給付額は、住宅取得者の収入及び不動産登記上の持分割合により決まり、10万円から、最大で50万円までです。 具体的には、持分保有者1名の場合の給付額を給付基礎額とし、収入に応じて決まる給付基礎額に持分割合を乗じた額が給付額となります。
住宅ローン控除と違い、申請して1度だけ給付されるものです。
収入については、給与所得者のいわゆる「額面収入」ではなく、都道府県民税の所得割額に基づき決定します。所得割額は、市区町村が発行する課税証明書(住民税非課税者の場合は非課税証明書)により確認します。課税証明書では、発行年度の前の年の収入(例えば令和3年度課税証明書であれば、令和2年1月~12月の収入)により決定される都道府県民税の所得割額が証明されます。
提出する課税証明書の年度は下記の表でご確認下さい。
給付基礎額は下記の表でご確認下さい。
上記②の政令指定都市の一覧です。
すまい給付金の対象となる新築住宅とは、
対象となるのは、施工中等に第三者の現場検査をうけ、
一定の品質が確認される以下のいずれかに該当する住宅 です。
・住宅瑕疵担保責任保険(建設業許可を有さないものが加入する
住宅瑕疵担保責任任意保険を含む)へ加入した住宅
・建設住宅性能表示を利用する住宅
・住宅瑕疵担保責任保険法人により保険と同等の検査が実施された住宅
注意!いずれの検査も、原則として施工中に検査を行うものであるため、着工前に申し込みが必要となりますので、ご注意ください。
以下は、それぞれの申請に必要な書類です。
中古住宅も一定の場合、すまい給付金の対象となります。
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詳しくは、すまい給付金事務局ホームページまで
※資料は国土交通省 すまい給付金ホームページより転載しました。