踏面(ふみづら)と蹴上(けあげ)とは
【上りやすい理想の階段とは】
蹴上×2+踏面=60㎝
と言われています。
例えば、蹴上18㎝×2+踏面24㎝=60㎝
または、蹴上19㎝×2+踏面22㎝=60㎝
あたりの寸法が、一般的な住宅では上りやすい階段と言えます。
駅などの公共施設の階段は、上りやすいように蹴上15㎝×2+踏面30㎝=60㎝くらいで作られています。
一般的な住宅では、蹴上は18㎝~20㎝くらいで作られており、普段からこの高さの感覚を体が覚えていますので、蹴上が20㎝を超えてくると「ちょっと急だな」と感じる場合が多いです。
階段の形状は様々なタイプがありますので、一概には言えませんが、狭小土地に建てる建売住宅の場合は2,700㎜の企画が多いです。
もし、建築条件付売地でセミオーダー的に階段の寸法がいじれるのであれば、多少部屋が狭くなったとしても、2,700㎜よりも3,150㎜にしたほうが、長い目でみればお勧めです。