東京都北区にある「紙の博物館」では何が学べる?施設概要や展示を解説
東京都北区にある王子は、西洋式の製法で作られた洋紙発祥の地です。
トイレットペーパーやティッシュで知られる王子製紙発祥の地でもあります。
この記事では、北区にある「紙の博物館」について解説しています。
北区にある「紙の博物館」で学べる内容とは?
東京都北区の王子は、あの王子製紙の前身となる抄紙会社が設立された地です。
古くから日本の発展を後押ししてきた和紙と近代日本の礎を築いた洋紙は、日本の歴史を語る上で重要な役割を担ってきました。
「紙の博物館」は、そんな紙にまつわる歴史や歩みを記した資料や著書を展示公開する博物館です。
世界でも数少ない、紙だけをテーマにした博物館で、なかでは手すき和紙の体験やサポーターによる館内解説も聞くことができます。(現在はコロナウイルス対策のため予約を受け付けていません)
●所在地:東京都北区王子 1-1-3
●営業時間:10時~17時(最終入館は16時30分まで)
●定休日:月曜日(祝日の場合は開館し翌日がお休み)、年末年始、臨時休館日
●アクセス方法:JR京浜東北線「王子駅」の南口より徒歩約5分・東京メトロ南北線の「西ヶ原駅」より徒歩約7分
●駐車場:専用駐車場なし(公共交通機関をご利用ください)
北区で紙の歴史が学べる「紙の博物館」の常設・企画展示
常設されている展示は大きく5つのゾーンに分けられます。
1.和紙と歴史
日本独自の紙である和紙の歴史が学べる内容の展示です。(現在、コロナウイルス対策のため、一部展示を変更)
2.紙の教室
リサイクルできる紙の基礎知識を、お子様にもわかりやすく伝えています。
紙に触れられるブースや体験を通じて、紙とは何かを知ることができます。(現在、コロナウイルス対策のため、一部展示を変更)
3.紙と産業(洋紙)
現代の日本でお馴染みとなった洋紙の歴史を展示しています。
近代産業の礎ともなった、王子製紙工場の紹介ムービーなどが見られます。
4.記念碑コーナー
近代産業の製紙工場にまつわる記念碑が集められたコーナーです。
当時の貴重な資料を見ることができます。
5.屋外ガーデン
季節によって展示植物が異なりますが、こちらは紙の原料となる植物を見学することができます。
企画展は時期によって異なりますが、さまざまなテーマに応じた展示が用意されています。
イベントで人気の手すき和紙の体験は、コロナウイルス対策のため当面の間、中止です。
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