子育て世帯が新しい街での暮らしを検討する際、自治体の支援制度が充実しているかどうかは大切なポイントですよね。
安心して子育てできる街で暮らすために、検討している街の支援制度について前もって知っておきたいものです。
そこで今回は、東京都杉並区での暮らしをご検討中の方に向けて、杉並区の子育て支援制度についてご紹介します。
杉並区の子育て支援制度1:児童手当の支給
杉並区では、家庭における生活の安定と、児童の健やかな成長をサポートすることを目的に、児童手当を支給しています。
対象となる方
●杉並区に住所がある
●中学校修了前(15歳に達する日以後の最初の3月31日まで)の児童を養育している
支給額(月額)
●3歳未満(3歳の誕生月まで)…15000円
●3歳以上小学校修了前…第1子・第2子は10000円、第3子以降は15000円
●中学生…10000円
所得制限限度額以上の場合は、児童1人につき一律5000円です。
支給されるのは、6月(2月から5月分)・10月(6月から9月分)・2月(10月から1月分)で、4カ月ごとの年3回です
児童手当は、申請をしないと受けることができません。
杉並区の受付窓口は、区役所の子ども家庭部管理課子ども医療・手当係と、区民課区民係、または区民事務所です。
また毎年6月中に現況届を提出する必要がありますから、忘れずに手続きしてくださいね。
杉並区の子育て支援制度2:一時保育の実施
杉並区では、一時的にお子さんを預けたいときに利用できる、一時保育を実施しています。
通院やPTAの会議・仕事などの用事があるときには、区内の2カ所の子育てサポートセンターで預かってくれますよ。
対象は生後6カ月から就学前の健康な乳幼児です。
利用できるのは月曜日から土曜日(祝日・年末年始を除く)の午前9時から午後5時まで。
料金は1時間500円で、給食を利用したい場合は1食200円で用意してくれます。
利用回数は同一月内に4回までです。
希望する子育てサポートセンターへ電話すれば、利用日の1週間前から予約できますよ。
子ども・子育てプラザや、地域の子育て支援団体(NPO、社会福祉法人等)でも一時的にお子さんを預かってくれます。
利用料金は1時間800円で、同一月内に10回まで利用できるので、用事があるときやリフレッシュしたいときなどに利用してみてはいかがでしょうか。
このように、杉並区では一時的にお子さんを預けられる施設が豊富です。
共働きの家庭や、近くに預けられる親戚がいない方にとっては、とても心強いサポートですよね。
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